楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

暮らしと思想と


明日は味噌作りですね。
昨日から仕込み始めた麹は順調に進んでいます。
発酵が進むと、とてもいいにおいがします。


蒸したばかりの米に麹をつけてすりこむ。
一つ一つの作業は単純なのですが、
一貫した流れを見ると発酵の仕組みの複雑さに驚嘆さえ覚えます。


今朝切り返した時、昼のとき、夜8時の段階。
米の色、湿り具合、ぜんぜん違います。


頭で発酵を学ぶだけではなく、目で見て、触って、臭いをかいで、
と五感を使った作業をすることで学べることはたくさんあります。


私は、農業に対してきちんと学んでいるわけではないので、
これからの体験が全て学びになります。


和歌山から来た柿農家の方が、登紀子さんといっしょに
渋柿、甘柿を植えてくれました。


植えたのは、30センチばかりの枝のようなものです。
これが来年になれば、少し大きくなるようです。
去年植えたレモンも少し大きくなりました。


農という暮らしは長い目で見るものです。
劇的に変わることなんて、自然災害を除いては
ほとんどありません。


必要なのは、自然に合わせる考えと、自然に手を入れる考えと、
それを実行していくことではないでしょうか。


明日はおいしい味噌を仕込みましょう!!!