楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

命をいただく

野菜たちは順調に育って、毎日たくさん収穫できています。 帰農塾のとき、木下先生は自分の家の畑で採れた 野菜のことを、 『神様からの贈り物』 と表現されていました。 ほんの一瞬前まで土の中で生きていた 野菜たちを調理していただく。 これは、自前の畑…

慈雨

ずっと降らずにいた雨。 田んぼの水は枯れ、畑の作物はしなびていました。 朝から降り続いた雨、昼に畑を見に行くと、 少し生き返ったようでした。 これで元気に回復してくれることを願います。 慈雨、といって喜んでいたのですが、 実は今は結構雨脚が強い…

からだが喜ぶ!

「ここに来ると、草や木、虫たちが喜んでいる。 畑作業をしていると、自分の体が喜んでいるのを 感じる。」 と感想を述べていた参加者の方がいらっしゃいました。 なんと的を射た表現なのでしょう。 鴨川自然王国で暮らし始めて半年が過ぎ、 blog『王国的生…

土のかわいさ

昨日に引き続き、土について。 『ここの土は固いね、大変だね』 『しっかり堆肥を入れて土つくりしなきゃ』 確かに、そのとおりです。 嶺岡山系は、重粘土質で、 スコップを入れていても嫌になるくらいです。 でも、悪いことばかりではないのです。 野菜の形…

いのちのにぎわい

里山帰農塾が始まりました。 今回の参加者は10人です。 やはり、問題意識を持った方が集まっていらっしゃるので、 一日目から議論が白熱しています。 甲斐さんの講義の中で、 『いのちがつながるいのちの賑わい』 という言葉がありました。 考えてみれば、田…

世話することとされること

最近、仔犬たちは離乳の時期を迎えました。 仔犬専用のドッグフードを買ってきて与えるのですが、 割当量だけでは満足できないらしく、 お母さんであるたなこの分まで食べてしまいます。 不思議なことに、先日まではたなこは 自分のえさを子供たちが食べに来…

大根祭り

春が過ぎ、初夏が近づくと、3月頃に播いた 野菜たちはいっせいにとう立ちし始めます。 4月には、高菜や小松菜、ほうれん草などが とう立ちしてしまい、商品価値を失わせてしまいました。 高菜づけもやってみましたが、 素人の悲しさ、散々な出来になってしま…

トマトの芽欠き

わかりにくいかもしれませんが、 画像の人差し指の腹で 支えてあるのがトマトの腋芽です。 その上の二本の葉の間から出ているのが トマトの生長点です。 この時期くらいから、トマトはどんどん大きくなります。 芽欠きはトマト栽培の基本的な作業ですが、 芽…

プロになる

どこにいっても、何をしていても、 その道にプロになる。 ということを考えた一日でした。 疲れた顔も見せないで、 楽しそうに仕事をしている人を見ると、 自分もまだまだやりどころがある、と痛感します。 ここのところイベントが多かったのですが、 何度か…

本番の効用

昨日、酔った勢いでばらしてしまいましたが、 今日はうどん作りの講師を行いました。 「できるのか?」 と不安の声もありましたが、 苦節の日々を乗り越え、今日はれの場を迎えました。 受け入れ人数は約30人。 4人一組でチームを組みました。 私があらかじ…

電機連合登場

やってまいりました、電機連合102名! 田んぼにいる人数も半端ではありません。 伝達事項は全部トラメガです。 稲刈りのときにお会いした人々もまたいらしてくださっています。 ちょうど、去年の稲刈りに私が来たので、 それ以来振りです。 電機連合は、お祭…

迎える心

昨日書いたとおり、明日は 電機連合のみなさんがいらっしゃいます。 人数もすごい。 今月は、この電機連合の受け入れと 来週の第一回里山帰農塾の受け入れを 残すのみとなりました。 いつもイベント前には行っている 王国の掃除を今日もやりました。 不思議…

トマト支柱立て

2年前に切り出した竹を使って、 トマトの支柱立てをしました。 竹は、大切に使えばかなり長期間持つそうで、 自然が生み出した大きな財産であることを 再認識します。 トマトは、ハウスでしか育てたことがなく、 私は初めて露地でトマト栽培をすることになり…

野菜の生長とともに

4月4日のイベントの日に植えた春菊が、 こんなに大きくなりました。 春菊は大事に育てれば長く収穫できるので 今日は間引きをしました。 農に関わる喜びで最も大きいことは、 時とともに野菜が変化していくのを 間近で見れることでしょう。 サニーレタスもど…

100匹目の猿

王国に時々遊びに来てくださる 衆議院議員の若井康彦さん若井やすひこ(若井康彦)公式ウェッブサイト − 改革の道、突進。改めて心血をそそぐ。 の紹介を受けて、印旛村から参観に来てくださいました。 8人の大所帯で! 私と同じく、関西から移り住んだ人々…

生命の輝き

先日に引き続き、 えさを食べる”はく“の画像です。 生まれてから、もうすぐ5週間です。 5月の末にはみんなもらわれていく予定です。 相変わらず“はく”だけは行き先は決まりませんが・・・ 一番かわいいといっても過言ではないほど 活発なのですが。 愛してく…

Take it easy !

Bob Marleyがこう歌っている曲があります。 「気楽に行こうぜ」とでもいう意味でしょうか。 最近は、自分のやっていることを どんどん未来につなげていく勢いで 日々過ごしています。 よくあるビジネス書では、「自分で仕事を作れ!」 みたいなことがよく書…

種まきから2週間。 今だ芽は出ません。 周りには草が生え始めています。。。 気長に待とう、と言い聞かせています。

飯山からの訪問

飯山に行っていたちょうさんが 仲間のHさんを連れて遊びに来てくれました。 Hさんは、飯山市のある村で 森を主な舞台にした生活体験のスタッフとして ずっと働いてきた人です。 私も、鴨川自然王国を拠点として 地域ネットワークを広げ、 さまざまな世代の人…

畑の展開

一歩ずつ進んでいます。 赤紫蘇を播きました。これができれば 梅干や紫蘇ジュースを作れます。 とうもろこしも播きました。 夏には甘いとうもろこしが食べれます。 夏の葉物として重宝なモロヘイヤや ツルムラサキも播きました。 夏の野菜って、結構粘り気の…

仔犬、動き回る。

写真は空豆につくアブラムシを食べさせるために もってきたナナホシテントウが 飛び立つ瞬間です(ピントが合ってませんが)。 一匹のテントウムシがいたって、 アブラムシの被害はそう変わりませんが、 実際に食べているところを見ると なかなか興味深いで…

春のひと時

画像にあるとおり、じゃがいもの花が咲きました。 収穫まで元気に育ってほしいものです。 今日は野菜の宅配の日だったので、 朝から発送作業をしました。 青梗菜、サニーレタス、ほうれん草は 初収穫です。これらは、4月3日のイベントで 会員さんで播いたも…

必要とされるなら

私は、どこへでも行きます。 ということで、今日は地元の農家の家に 草刈のお手伝いに行きました。 この家では、草刈は年2回人材センターに 頼んで草刈をしてもらっていたのですが、 今回は私に話を持ってきてくれました。 行ってびっくり! 草丈が腰上くら…

旅立ちの日

今日、一頭の仔犬がもらわれていきました。 2頭いるメスのうちの1頭です。 彼女は、5頭のうちで、一番大きくて ころころしています。 残りのメスは、すでに今月4日の王国イベントで もらわれることが決まっています。 もらってくださるのは近くでお店をや…

GW総括

鴨川自然王国で初めて迎えたゴールデンウィークも、 今日で最終でした。 連休を王国で過ごしてくださる会員さんが ひっきりなしに訪れてくれました。 毎晩たくさん話をしました。 新しく着目されるかもしれない 作物の話をしてくれる人、 NPOの活動状況と今…

綿プロジェクトスタート!

会員制度の中でも予告していましたが、 今日いよいよ綿の種を播きました。 収穫は9月以降になります。 衣食住における衣の部分を 実践する糸口にしたい、という思いからです。 今日は6人の会員さんとスタッフ4人が加わって 一緒に播きました。 綿は品種ごと…

あなた自身が

太陽であり、発光体であり、発信体なのだ。 今日はジャーナリストの高野孟さんが こんな話をしてくださいました。 どうして欧米の人たちが輝いて見えるかというと、 日本のように会社至上主義ではなく、 会社以外の世界をきちんと自分のアイデンティティとし…

新しい力

会員制度を始めて初めての田植えでした。 何人もの人が、 『こんなに楽しいとは思わなかった』 といってくださいました。 その言葉がうそでないことは、 その人の目を見ているとすぐわかります。 これまで5年間、鴨川自然王国はトラスト運動を 続けてきまし…

王国田植え

今日は、史上最大人数の 80人の人が田植えに参加してくれました。 大人数で、初めてのことが多かったので、 てんてこ舞いをしてしまいました。 またレポートにも書きますが、 とても盛り上がって、 会員制度もこれから充実していきそうな 気がします。 単な…

夏野菜定植!

ピーマンと、トマトを植えました。 夏野菜のうち、果菜類は すべて新しい畑に植えます。 連休中は、冬に描いていたような形で 会員さんが遊びに来てくれています。 一緒に作業をしながら、 王国への愛着も深まっているようです。 自然王国の時間と空間を 利…