楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

米ぬかと仕事への姿勢


米ぬかを撒いた。
(画像は、有給休暇を使って農業研修に来たYさん)
これは、田んぼの除草のためである。
王国では、除草剤を使わない栽培をするので、
草取りが大変なのだ。
先日6月3日には、王国会員さんで草取りをしたが、
月末24日の草取りまでに準備しておかねばならぬことがある。
それが、米ぬか除草。


一昨年はやったそうだが、去年はやらなかった。
で、今年はやることになった。
米ぬかを撒くと、米ぬかがガスを発生させて、
雑草の繁茂を抑える働きがあるそうなのだ。
田んぼの水を少し入れて、軽く団子状にして
田んぼに撒いた。
水が少なかった場合は、風向きが悪ければ
顔にまともにかかることになる。
結局、全身が米ぬかくさくなってしまった・・・


昼からは事務所にこもることに。
最近仕事に追いまくられていて、家に帰っても余裕がなくて、
とてもしんどかった。
そんなとき、いつも読んでいるほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。
に目を開かされた。
(以下引用)
(前略)

日常、すっとばして、何が表現力だ!


自分で自分を叱る声がした。
日常、もっともわずらわしい局面で、
それでも逃げずに、あるいは、逃げられず、
もっとも面倒なことを任され、
それでも産み続ける人こそが、
ここぞというときに、
大事なものを、見、つかまえ、粘り、
オリジナルを生み出す表現の体力を持つと、私は思う。


この部分を読んだとき、はっとした。
自分は、自分の都合だけを考えていないか。
相手の立場に立って動けているか。
日常の些事ともいえる出来事にどう接しているか。


自分のしたいことができないことに
ストレスを感じていて、それが仕事の面でも、
家庭の面でも発露されていた気がする。


どうせやるなら、全力で取り組むべし。
中途半端な生き方が嫌なら、倒れるまでやるべし。
自分の甘さを認めて、そこからどう出発するかだ。