楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

身体を動かして表現すること


日本に初めて来た牛、白牛。近くにある「酪農のさと」で、
写真撮影してきました。吉宗の時代に、
オランダから連れて来られたそうです。


ホルスタインに見慣れた目には、大きく、白く見えました。
牛は大好きなのですが、結構怖かった(汗)。


今日は、この酪農のさとで、王国にも時々遊びに来てくださる
順子さんの主宰する「長村順子モダンバレエスタジオ」の
「里舞」の演技がありました。


「里舞」というのは、棚田をイメージして、
棚田の風景をダンスで表現した踊りです。
大山不動尊で奉納したり、収穫祭で踊ったりされているのですが、
実際に見るのは初めてでした。


小学生の子供たちの踊りはとてもかわいく、楽しそうでした。
子供らしく、素直な感じがしたし、一生懸命さが伝わってきました。


大人たちは、子供たちとは違って静かにゆったりと踊っていました。
稲の穂が風に揺れる様子が思い浮かべられるほど、優雅でした。
手の指先が天に向かってはっきり伸びると、
稲の葉がまっすぐ天に向かっているようで、ジンと来てしまいました。


「地域おこし」の方法はいろいろあると思うのですが、
「里舞」のようにオリジナルを作り、それを実際に身体を使って
表現する、というのは面白いと思います。


人間が身体を動かす、というのは表現することなのですよね。
歩き方でも何か伝わってくるものがあります。
そう思って自分を振り返ると、背をまっすぐにして歩けていないことが
恥ずかしいな、と思うのでした。


現場で動く、ということも身体表現の一つですね。
まず動いてみることだ、と言い聞かせる宮田でした。