楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

玉レタス収穫!


玉レタスと言っても、サニーレタスという
まかないレタスと比べて、こう呼んでいるだけで、
普通にスーパーに売っているレタスと変わらない。


王国農園始まって5年で初挑戦。
今日、初めて出荷した。


8月に種をまき、苗を育てて、9月の帰農塾で定植した。
あれから2ヶ月。立派に収穫期を迎えた。
玉レタスは最初はなかなか巻かない、と言われていたが
巻きはじめているものが増えてきた。
これからどうなるかは観察しなければならないが、
第一弾としては、まあよかったのだろう。


最近、妻が娘を連れて出荷を手伝いに来ている。


私が何気なく渡した、

複合汚染 (新潮文庫)

複合汚染 (新潮文庫)


を読んで、自分も王国農園に携わりたいと考えたようだ。
30年も前の本が、未だに人を動かすことにも驚かされるし、
その訴えは現代にこそ必要なものだと思う。
何はともあれ、妻子と一緒に作業できる、というのも楽しいものだ。


しかも、最近読んでいる

有機栽培の基礎と実際―肥効のメカニズムと設肥設計

有機栽培の基礎と実際―肥効のメカニズムと設肥設計


によれば、有機栽培は化成栽培に比べて、
光合成による炭水化物に加えて、根からも
炭水化物を直接吸収できるため、
高品質多収になりやすいという。


これは驚き。
今まで、有機農業は慣行農業に比べて、
安心、安全だ、という認識しかなかったのだが、
これによれば慣行農業より有利だ、ということになる。
これが本当かどうかはまだ検討、実践の余地があるけど、
無農薬無化学肥料でやっている王国農園にしてみれば大きな利点だ。
自信を持って、人に紹介していけるし、自分のやっている方向は
誤りでない、と確信を深めることができた。


もっともっと調べていきたい。