楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

千葉大学と鶏小屋と。

千葉大学野外実習2日目。

田の草取りの予定だったが、朝は結構大雨が降っていたのでひとまず稲刈り時に使うスガイ縄を編んでいた。同じようにやっても、それぞれのできが違って面白い。今回はすごくうまい学生がいて、掛け値無しに驚いた。なかなかできない仕上がりだったのだ。

 

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しばらくすると、雨もやんできたので、満を持して出陣。草取りのタイミングが少し遅れていたので、かなりたくさん草が生えていた。

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初めてやることだったのだけど、みんなでわいわい5月に田植えした田んぼの草取りを行なった。

このタイミングでできなければまた違う日を再設定しようかと話していたけど、今日なんとかやれて本当にほっとした。

里山オフィスにて里山デザインファクトリーのメンバーのクリスさんのプレゼンテーションを聞いて、学生たちと感想を出し合った。

今回も学びがあったようで、今後どんなふうになっていくか、楽しみだ。

 

学生たちを送り出してからは、鶏小屋の仕上げに。

ようやく完成!

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しばらくビニールハウスに入れられっぱなしだったのだが、これで少し環境を整えてやることができる。

古机を元にした移動式鶏小屋。

下に車輪をつけたので、朝、草の多いところに小屋を置いておくと、鶏がほじったりつついたりしてくれるという仕組み。鶏にとっても草や虫を食べられるので少しストレス解消になるだろうか?

 

今までやろうとしてできなかったことも、いざ始めてみると、試行錯誤しながらも描いたように仕上がるものだ。

1つできると、また1つ取り組みたくなってくる。

次は1間×2間の鶏小屋を作ろう。

その前に、ひよこたちの止まり木を作らないとな。

 

水利組合と王国と千葉大学と。

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今日は3つの仕事が重なった。

午前中は水利組合の溝掃除。

午後は王国。

そして夜は千葉大学学生の受け入れ。

 

水利組合では、例年この時期に水路掃除を行う。小雨が降る中、溝に溜まった泥をすくったり、邪魔になる草を刈ったりする作業。

田んぼをやめる人も増えてきて、組合から抜ける人もだんだん増えてきている。コツコツ取り組んで、維持していきたい。

 

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午後からは王国。

なんと、午前中に他の草取りが終わってしまったらしく、昼からは大豆の定植を行なった。雨が結構降っていたので、みんなカッパを着ての作業。1時間くらい作業をした後は、お待ちかねのサウナ!私にとっても久しぶりで、本格サウナを堪能できた。

 

夜は千葉大学生の受け入れ。

今年、彼らは年間を通してこの地に通ってくることになっている。学生と対話することで、自分が新たに気づくこともできるし、とても楽しい。

彼らとなんらかの結果を生み出すことが目的ではなく、過程を積み重ねることで彼らが何か学べるのではないかと考えている。その過程を、共に歩んでいきたいと思うのだ。

 

廃家具改造。

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予報通り、今日はいい天気。

2日ぶりにザリガニの罠をチェック。最近は以前の情熱が失せて1日か2日に1回しかチェックしに行かなくなってしまった。稲も大きくなってきたので、切られることはもうないのだが、来年に向けてできるだけ捕獲しておきたいと思うのだ。

 

その代わりと言ってはなんだが、ヤギと鶏の世話に時間をかけている。草を刈ってきて鶏とヤギにやるのだ。最近の雨のせいでチーズの小屋の周りがだんだんぬかるんできてしまったので藁を敷いてやる。

鶏たちも随分大きくなってきて、小屋の柱に縛った草もついばむようになってきた。

 

最初から飼っている4歳くらいの鶏が1羽だけ生存しているのだが、今はひなを入れているため、ハウスに入れっぱなしになっている状態。鶏が遊べて、休めるような小屋を作ってやりたいと思っていた。

 

すると、我が家の空き地に古い学習机が捨てられているのを発見!雨に濡れて合板はベラベラになっているが、枠組みの木を見ると腐っているわけでもないし、使えそう。これを少し加工すると小さい鶏小屋が作れるんじゃないか?と思い、午後はそれをやることに。

 

ちょうど最近DIYに取り組もうと思っていたところだし、練習になると思ってやり始めた。

簡単な改造図を書いて、足りない部材をホームセンターに買いに行った。

午後いっぱい取り組んだが、予定の6割しか終わらなかった。今日完成させれば、早速明日遊ばせてやれると思ったのだが、残念。

 

完成させるのが楽しみだ。

 

草刈りとウグイと

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今日の王国では、野菜出荷を終えた後、週末のイベント準備をしてから、山小屋周りの草刈りへ。この時期は、どんどん草が伸びてくるので伸び放題になる前に刈ってしまわないといけない。

午前中は山小屋まわり、午後からはカフェ周辺の草刈り。ほぼ1日草刈りだった。流石に1日やると疲れてしまう。でも、草刈りの後はまた風景が変わるので、その変わった風景を見るのも好き。

 

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王国では、ホタルブクロが群生している。その名の通り、蛍を花の中に入れるとかすかに光ってとても美しいのだ。雨に濡れた植物も趣深い。

 

夜、塾講師の仕事から帰宅して、いつものように水槽を覗くと、ウグイが腹を上向きにして沈んでいる。あれ?今朝まで元気だったのに?

改めて水槽を見ると、エアポンプのから泡が出ていないことに気づく。エアポンプのコンセントが抜けていたのだった。

 

おそらく、酸素欠乏に陥り死んでしまったのだろう。とてもショックだった。

 

このウグイは次女が川遊び体験に行ったとき捕まえてきたもので、それからずっと生きていて、体もようやく12センチは越えたかというところまで来ていて、狭い水槽の中、金魚に混じって悠々と泳いでいたのだ。

 

自分の愛していたものが突然去ってしまうことは、それが魚であってもショックを受けるものだ。なくなってしまった命が戻るわけではないが、せめて今日くらいは弔いの祈りを捧げたい。

 

DIY事始め

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午前中は運転免許の更新へ。

ひさびさに講習を受けると、参考になることもあって面白かった。注意が散漫になったりすることもあるので、気分を新たにすることができた。

優良運転者になりたいものだ。

 

午後から、昨日買って来た材を使ってウマを作る。

作るとは言っても2×4材で、ソーホースブラケットという器具に挟み込むだけ、と大した作業ではない。

 

しかし、丸ノコを使ってきれいに材を切るのに手間取ったり、予想していた足の長さが実際作ってみると長すぎて使いづらいことに気づいた。

うーむ。ネットにあった寸法でやったほうがよかったか。ちょっともったいなかったが、長すぎた足を再び丸ノコで切断。

で、こんな感じ。

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何の変哲も無い作業台だが、午後の2時間を使ってしまった・・・不器用極まりない。

まあでも、作業台ができただけ進んだ。

ウマができたので、材を並べることもできるし、いろいろやれそうだ。

 

ひよこたちのコタツはそろそろ必要なさそうで、週末には彼らの止まり木を作ってやらないとな。

DIYやりたい

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ひさびさに館山に出かけた。

鴨川にはない大きなホームセンターがあるのだ。

鶏小屋を作りたいと思いながら、何も進んでおらず、とりあえず「ウマ」だけ作ろうと、必要な材を買いに行ったのだ。

「ウマ」というのは、それを二つ並べてコンパネを並べると作業台になったり、材を並べたりできる道具のこと。

私の木工技術は、中学で習った技術家庭のみ。つまり、技術はないのだった。

そこで頼りにするのは巷に溢れるDIY本。何冊か持っているのと、図書館で何冊か借りてきた。

この前、デンマーク人のハンスさんが我が家に来た時、「この家はお前が作ったのか?」「大工を手伝ったのか?」と聞いて来たんだけど、私がいない時の建築だし、もしいても大工を手伝うことはないな、と思っていると、「家を作れると楽しいぞ」と言っていた。

王国のミツヲ代表も結構リフォームを自分でやってしまうのだけど、私はほとんどやったことがない。

だから、今回鶏がきたことをきっかけに、今度こそ作りたいと思っている。目標は7月中旬!

明日は雨の予報だし、運転免許更新講習が終わったら早速始めよう!

 

 

大阪北部地震発災

王国への通勤途中に妻から、「大阪北部で地震があったって」と連絡。

北部といえば、母が住む高槻市周辺を指す。

あわてて電話すると、すぐに出た。

8時過ぎに電話したので、発災後10分程度で電話したことになる。発災直後は安否確認の電話をしてはいけないというのは知っていたけど、遠く離れて住んでいるので電話してしまった。

状況を聞くと、食器が割れたり家のものがひっくり返ったりと大変だったが身体は無事だとのことだった。

母は阪神大震災の際にタンスの下敷きになっているのでそれを心配していたが、そうではなかったとのことで一安心。

しかし、スーパーも開いておらず、物が買えないようだった。

心配していたが、幸い弟夫婦が20キロ先に住んでおり、すぐ駆けつけてくれたみたいで助かった。

阪神大震災東日本大震災と経験したけど、今回の大阪は今住んでいる鴨川市からは遠く離れている。ニュースでしか状況を把握できなくて、友人たちの状況も心配だ。