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楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

一枚ずつ仕上げていきなよ。

待望の雨!
昨夜遅くから降り始めていたようで、
今朝はぜひとも田のクロ周りの作業を終わらせたかった。
月末の帰省までにめどをつけたいという思いが、私を焦らせている。


雨は降ったものの、田んぼに水が全てたまっているわけではない。
何もしないより何かした方がましという考えのもと、
クロ周りの耕耘を終えた。


でも、もちろん田んぼに水はたまっていない。
これ、どうしたらいいんかな、
ほんまに大丈夫かいな、と考えながら
トラクターを洗っていると、自分の田んぼを見に来た
村人から声をかけられる。


「溝に流れている水を田に引け」
水利組合では、水を使う順番が決まっているので、
私が使う順番ではなかったのだが、
よく聞いてみるとこのとき流れている水は、
下の田んぼの人は誰も使っていない水だったので、
私が引いても問題ないとのこと。
あわてて、溝に田の土を入れて水を止め、
田に入れる。


「この田はあんまりうなうと深くなるから、
この後は、代掻きのとき以外は入らない方がいい」
彼は、妻の祖父が田をやめてから、しばらく我が家の田を
耕作してくれていたので、状況をよくわかっている。


「1時間くらいしたら水がある程度たまるから、
そしたら一回だけ往復するとクロ塗りができるぞ」
「一度に全部やろうとしないで、一枚ずつ仕上げていきなよ。」


毎日あんまりどんくさいので、見かねたのだろうか、
いつもはあまり話をしないのに、今日はいろいろ教えてくれて、
私も疑問に思っていたことを質問して、解決することができた。
一枚ずつ仕上げていけって考えてみれば当たり前のことで、
事務仕事をするときは一気に手を付けず、一つずつ片付けていくことを
心がけてきていた。
でも、田んぼになると、経験がないのと焦りとで
早くやらなきゃ!と気がせいてしまっていた。
焦りは禁物。


彼の言う通り、午前中には水がある程度たまり、
クロ塗りの第一段階の土寄せまで終えることができた。
これで、明日クロ塗りができる。


身近にプロ農家がいることは、本当にありがたい。
私の田んぼの経験は、自然王国で手伝いをしていたことにつきる。
むろん、王国の田んぼと我が家の田んぼではだいぶ条件が違う。
一つ一つ、失敗を教訓にして、我が家の田んぼをよくしていきたい。


寒くて、冷たかったけど、思わぬ声かけ、教えによって、
明日からまた頑張れそう。
いい一日だった。

今年やる6枚の田のうち、ようやく1枚がたまった。
今も水をためているので、うまくたまればもう一枚明日やれるな。
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