楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

日本人はどう走ってきたのか

共同通信の石井さんより、王国に本を頂いた。

団塊の世代に着目して、当時のキーワードと、

現代との連関を記述した著作だ。

新聞の連載記事をまとめたものなので、

項目ごとに独立していて読みやすい。

本書の中に「帰農」という項目があり、

ここに里山帰農塾の活動に触れられている。

三派全学連の委員長だった故藤本敏夫が、

いかにして有機農業の推進運動に入っていったかが

簡潔に記されている。

肩たたきを受けた団塊の世代が帰農塾で学ぶ姿と、

そのジュニア世代が素直に農作業に

取り組む姿が記されていて、

その対比は、私が普段体験していることが

よく表現されていた。

今度の帰農塾同窓会では、

どんな語らいがなされるのだろうか。

楽しみだ。

石井さん、本をありがとうございました。

また遊びに来てくださいね。