楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

ちょうさん、冬の山へ


今日から、ちょうさんhttp://www.k-sizenohkoku.com/stuff_top.html
(スタッフ紹介の最下段をご覧ください)が、長野県飯山市に入っています。
彼は昨年まで、東京は神楽坂にあった、
飯山市東京事務所の所長をやっていました。
現在は、介護の仕事を探しながら、鴨川自然王国でも
活動しています。


ちょうさんが所長をしていた東京事務所の名前は、『故郷庵』といいます。
彼が所長をしている間、故郷庵には近所の小学生たちが、
「ちょうさん、ちょうさん」と毎日のように集まってきていたそうです。
これは別に仕事と関係がないのですが、ちょうさんはこんなふうに
誰とでもすっと仲良くなれてしまう、不思議な力を持っています。


昨年6月には、石田さん、Yaeちゃんたちと一緒に飯山市を訪問しましたが、
その企画もちょうさんをはじめとした人たちが懸命に取り組んでくれたからこそ
できた企画でした。


一昨日、そんなちょうさんに「大変だから、助けに来て!」という電話が
飯山から入りました。電話の主は、飯山では元気なおばさんとして有名な方からで、
その人が元気のない声で助けを求めてきているということは相当大変な状況です。


ここですっと立てるのがちょうさんの真骨頂です。


「飯山緊急支援基金」のカンパ箱を作って、飯山に行く費用の
カンパを集め始めました。
私も、飯山で知り合った人々の顔を思い浮かべながら、わずかながら
カンパをさせてもらいました。


そして今日、飯山に入ったちょうさんから連絡をもらいました。


飯山の道は雪が積もって、車の通るところ以外は
高い壁になっており、視界も悪いそうです。
今日は、雪に閉じ込められて出られない人の家の
雪かきを、5人一組でやったということです。
電線が落ちたり、外付けの灯油タンクが雪でひしゃげたりと、
雪害がひどいようです。
飯山は雪国なので、皆さん雪かきは手馴れたものだそうですが、
何度雪をかいてもすぐに積もってしまい、
きりがなくなり疲れてしまっている、とのことです。
もちろん、お年寄りの家はもっと大変な状況でしょう。


頼みの綱の自衛隊も明日には撤収してしまう予定です。
さらに、雪をかいても、その雪の捨て場所に困っている状態です。


そこでひとつ、ちょうさんから提案がありました。
飯山の雪を、東京の神楽坂の子供たちに届けよう
というのです。
鴨川にも届けようと考えたのですが、以外に鴨川にも
雪が降るので鴨川案は却下されました。
飯山には雪だるまの格好をした発泡スチロールなどが
売っているそうですが、
なんと!それが一個1500円もするのです・・・!


ちょうさんは自分がアルバイトをしてでも、
そのお金を捻出しようとしています。
もちろん、その発泡スチロールを使うことだけが雪の処分に
対応できるわけではありませんが、
微生物のはたらき(本人談)だけど何か役に立ちたい、ということです。


私たちにできることは何かないでしょうか。
みんなでカンパして、飯山に贈るのはどうでしょう?
募金をしても誰がどのように使っているかわからない募金が多い中で、
今回の募金は誰のどんな役に立つのかがわかります。
そして、そのお金を使うのはちょうさんです。
彼ならきっと、有意義にお金を使ってくれるはずです。


われこそ、と思う方は
カンパを郵便局で定額小為替にして、
296-0237 千葉県鴨川市大山平塚乙2−732−2
鴨川自然王国内 宮田武宏宛てでご発送ください。


加えて、直接カンパを振り込んでくださる方は、
ちょうさんの銀行口座をお伝えしますので、
ilshin75@yahoo.co.jp(私のメールアドレス)まで
ご連絡ください。


今後も連絡があり次第飯山情報を掲載してゆきます。