楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

野菜の生長とともに


4月4日のイベントの日に植えた春菊が、
こんなに大きくなりました。
春菊は大事に育てれば長く収穫できるので
今日は間引きをしました。


農に関わる喜びで最も大きいことは、
時とともに野菜が変化していくのを
間近で見れることでしょう。


サニーレタスもどんどん大きくなって、
はつか大根には今やスが入りかけています。
じゃがいもは葉を茂らせ、地中には小さな芋ができ始めています。


農に関わる喜びは、
理論ではなく現場なのです。


篤農達が見目麗しい野菜を作ってきたことは確かでしょう。
「もっと見栄えよく」と消費者は求めていると
中間業者たちは生産者を煽り立てました。
しかし、必死に作っても、
中国産の野菜にはかなわないのです。
そのうち、お金持ちにしか国産の安全な野菜は
食べられなくなってしまうでしょう。
「農業ではやっぱり食えないよ」
と大規模展開できない中産間地域は
廃れていくでしょう。


だからこそ、素人は、素人なりにがんばって、
おいしい野菜を育てるのです。
素人にしかできない冒険があるはずです。


今、鴨川自然王国で暮らしていて、
日々季節が移り変わり、王国自体の雰囲気も
変わってきつつあるのを肌で感じています。


この感覚を、王国に遊びに来てくださるみなさんと、
このブログを読んでくださっている皆さんと
共有したい。