楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

信念


朝から雨の予報でしたがきれいに晴れました。
そこで、参加者の皆さんと一緒に
種まきとボカシ肥作りを行いました。


王国名物?のスコップによる畝立てを男性陣に
やってもらい、女性陣にはレーキで
畝の上を平らにする作業をやっていただきました。


大勢でやる作業はとても楽しいです。
人間は誰しも、「共同作業」というものが好きなのかもしれません。
ほうれん草、小松菜など葉物を中心に蒔いたので、
2〜3ヵ月後には収穫可能です。
これから虫も出る季節なので、気が抜けません。


それから、おからと米ぬかを1:1で混ぜて、ぼかし肥を作りました。
暖かくなってきたので、4日位したら醗酵完了するでしょう。
主に追肥用として使う予定です。
ぼかし肥と堆肥を組み合わせて、有畜複合経営(家畜を飼いながら
作物を栽培すること)に負けないくらいの
農業をやってゆきます。


ところで、皆さんもすでにご存知とは思いますが、
鴨川自然王国の野菜栽培は
率直に事実を申し上げると『手探り状態』です。
素人がやっている、といわれるのも当然です。


そんな素人が作った野菜を買っているのか?と
言われると自分のおかれた状況がいかに恵まれているかに
気づかされます。


今は、単に『野菜』としてではなく
鴨川自然王国で、三尾さんや宮田が育てている、
ということで買ってくださっている方もいらっしゃいます。


私たちの取り組みどころは、
その方たち、これから参加してくださる会員の方たちの
思いを受けて、
本当においしい野菜を育ててゆくことだと思います。


言葉にはできない思いを、
これから時間をかけて形にして
伝えてゆきます。


農法にも「VISION」を持って取り組んでゆきます。