楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

時間の流れ


昼から雨が降る予報で、
夕方頃から雨が降り出し、今は
しんしんと降り続いています。
明日になれば、雪になっているかもしれません。


朝からにんじんと大根の種まきをしました。
雨が降ってきたので、種にも好都合です。
天候に合わせて作業ができた日は嬉しいです。



農業について書いてある部分がありました。
(P738〜747)
定年帰農について賛同する立場と、
懐疑的な立場からの議論です。

懐疑的な議論は、作家の高橋秀実氏の
ものです。
彼には、

からくり民主主義

からくり民主主義


で初めて会ったのですが、立論の方法が
とても実際的で、とことん調べて行こう、という姿勢が
読んでいて伝わってきます。


短い論文ですが、
要旨は「田舎暮らしに幻想を持つと大変ですよ」
ということです。


ここに来て半年、田舎暮らしの真似事をしていますが、
すでにいろいろと思うことがあります。
これまでの自分のやり方は持ち込んではいけない、と思うことや
田舎のやり方を学ばねばならない、ということ。
勝手に自分を追い込んでしまって悩んでしまうこともあります。


結局、どこにいても何をしていても問題は発生するものです。
だから、「ここではないどこか」へ行けば問題は解決する、
というのは正しくないのではないでしょうか。


同じ方向を向いていても、「あの人とは考え方が違うから」
と分裂してしまうのではなく、お互いのいいところを出し合って、
足りないところは補足しあって、という関係、組織を作りたい。


ここに来たとき、やりたいと思っていたことを忘れずに、
また新しい気持ちで取り組んでいきたい。


藤本さんの書庫から本を見つけました。


晩年、石原莞爾について述べることが多くありました。
学生時代に

を読みましたが、まったくわからなかったので、
これでもう一回勉強しなおします。


「早く寝ろ!」という声がまたまた聞こえてきそうですね(汗)