楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

毎日どこかの草刈りで。

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今日も朝から暑かった。

昨日設置した餌置場の調整を行った。

グラインダーでワイヤーメッシュを切断したが、その途端にすぐにチーズは脱走。

ああ、駄目か、と思い、ちょうど余っていた鉄棒をワイヤーメッシュにくくりつけた。

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この写真には、一本しかついていないのだけど、実はこの後また脱出してしまったので、結局二本の鉄棒を渡すことになった。

この後は、私がいない間は干し草と配合飼料でしのいでもらうことになる。

 

夕方からは田の草刈り。

畔きわをハンマーナイフモアで刈ったあと、刈払機で残った部分を刈る。

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夕方とは言え、まだまだ暑くて、たった2時間作業しただけですっかりクタクタになってしまった。

でも、草刈りのいいところは、やった後がすごく綺麗になるところ。この爽快感というか、やり切った感が次へのやる気をかき立ててくれるのだ。

 

好きな音楽を聴きながら無心になって作業できることは、ある意味瞑想に近いのかな、なんて考えてみる。

描いた通りに作る。

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先週設計をすませていた、ヤギの餌やりなどを外からやれるようにする餌置場作りを、今日はようやく取り掛かることができた。

しばらく前に小さな鶏小屋をつくったので、すこしDIYにも慣れてきたところだ。

まだうまく道具が使いこなせず、たとえば丸鋸を使って材を切断した面がきちんと垂直に切れていなかったりするけれども、描いた設計図を元に材を切って、ビスを使って組み立てていくと、ほぼ描いた通りに組み上げることができた。

屋根の傾斜も、ジグソーの角度を変えることによって予定通りの角度に切ることができた。

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完成!

チーズが首を出しているワイヤーメッシュは、ちょっと窮屈そうなので明日グラインダーで切断する予定だ。

 

近くに住む、一緒にNPO活動をやっている林良樹さんは、ビジョンが先に浮かんで、それを形にしていくといったことをよく話している。

 

その意味はなんとなくわかっていたんだけど、小さいことで言えば、今回私が作った餌置場は、こんな風にしたらどうだろう?といろいろ考えて、先に簡単な出来上がり図面を書いて、それをもとに実際作っていったものだが、それがビジョンを描いて現実化したことの例としてあげられると思うのだ。

 

この作品がいいかどうか別にして、考えたいことは自分のビジョンを描くことで、それを1つずつ現実化していけばいいんじゃないかと思ったのだ。

考えてみれば、今までにも、自然にそうして来たことはあった。

 

日々の暮らしの中でも、描いたことを現実化させていくということを意識してみると面白いかもしれない。

農家ってのはさ、いつでも一年生だからさ。

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西日本では激しい雨が降っており、母の住む大阪でも避難勧告が出ているほどだが、こちらはそれほど強い雨は降らなかった。

近くの農機会社から展示会の案内が来ていたので、26ccの草刈機が欲しいなと思い見に行ってみた。

 

会場で、知り合いの農家のOさんと久しぶりに会って、少し立ち話をした。自分がザリガニですごく困っていることを話すと、彼のところではそうでもないという。どうしたらよかったんですかね、というと、そうだな、「俺なんかが生意気言うようだけど、農家ってのはいつでも一年生だからさ、毎年少しずつ違うんだよ。俺も毎年考えているよ」と言われた。

 

「生意気」というけど、彼はすでに70歳は超えているわけで、生意気なわけがないのだが、そのおそるべき謙虚な物言いに、やっぱりこの人かっこいい!と思ってしまったのであった。何十年もやっている人から見たら、たかだか6年目の新米だなぁ。

 

欲しい草刈機は予算オーバーで結局購入を断念したのだけど、Oさんと久々に会って少し話せたことで、なんだか明日も頑張れるような気がした。

 

 

見せ方ということ。

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今日の王国での作業は、午前中はペッパーソース詰め。みんなみの里が、里のMUJIとなって、無印良品が運営するようになってから、飛ぶように売れるようになったので、商品を作らないといけなくなったのだ。里のMUJIとなってからは、客層がずいぶん変わって、デザインの力を痛感している。見せ方で、ここまで変わるのか?というのは驚きだ。地元では、意外に批判も多いのだけど、私はこの変化を受け入れて、面白くしていきたいと思っている。

 

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昼休みに、カフェから外を眺めてみた。

改めてみると、いい風景だ。王国のカフェに来るお客様は、何を目的に来られているのかあまり知らないのだけど、この風景をぼんやりみてもらうだけでもいいのかもしれない。10年もここで過ごしていると、やはり慣れも出てくるけど、カフェやサポーターイベントを通じて、見せ方というのを研究してみたい。

それは、お客様のためでもあるけど、自分たち自身でその良さを発見する取り組みでもあるのだ。

スズメバチトラップと溝切り

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今年は、ザリガニが多くて本当に困っているのだけど、スズメバチはほとんど見ていない。去年はトラップを5月初旬に設置したけど、なんとなくタイミングを逃して設置していなかった。

しかし、昨日の夕方スズメバチの姿を確認したので、 重い腰を上げて誘引液を作ることにした。

 

トラップ自体はとても単純なもの。

2リットルのペットボトルの上の方に、2cm*2cmの窓を作り、真ん中に一本線を切り、窓の上を外側に、下を内側に曲げることによって、蜂が入ったら出られないようにする。

 

誘因液の配合は、

酢100cc、酒300cc、砂糖135g

をよく混ぜる。

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地上2.5mくらいの高さに2本、母屋の屋根の、蜂がよく巣を作る場所に1本設置した。

 

午後からは、溝切り機を使って田の溝掘り。1日しかなくて、当然乾いてないのだけど、以前から水がなかったところにはそれなりの道を作ることができた。このやり方がうまく行くか、未知数だけど観察しながら進めていこう。

田んぼの水、一旦落とします。

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昨日王国で話していて、「一度水を落として、溝を掘ってから乾かして、それからまた水を入れよう」という話になり、代表は田の水を落とし始めた。

 

私も、迷っていた。何に迷うかというと、今田の水を落とすのは、出穂前だし、その後どれだけ雨が降るかわからないからだ。天水田のため、雨が降らないと水をためることができないのだ。

 

で、どうしたかというと、水を落とす道を選んだ。

やらないよりやってみて、結果を見るほうがいいと思ったからだ。でも、自宅周辺の田んぼで水を落としている人はいないので、周りの目は少し気になるのだけど。明日、溝切り機で溝を切ってみるつもり。

 

午後からは、チーズの餌置き場の設計図を描いた。来週末から帰省するので、その間義母に世話してもらわないといけないのだけど、柵の外から餌と水をやることができれば、比較的世話がやりやすくなると思うからだ。それに、それができれば私自身にとっても管理がしやすくなる。

 

設計図を描くといっても、そもそも描き方もよくわからないし、どう作ればよいかもよくわからないのが正直なところ。実際に柵のそばに行って、木やトタン板を置いてみたりして、こんな感じならできるかな?というところまでは持っていくことができた。描くときはやはり集中するので、かなり面白い時間だ。

 

大体の設計が終わって、足りない部材を買いにいった。週末が雨らしいので、その時に一気に作ってしまおう。

 

 

 

農作業ざんまいな1日。

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暑さにもだいぶ体が慣れてきた頃かと思うも、やはり強い日差しに参りそうになる。7時前から、もう暑いのだから。

 

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ひよこたちは、暑さに負けず元気。

今の餌は、くず米、煮干しの切断したもの、草を食べやすく切断したもの、たまにザリガニ、といった内容だ。歩き回れば回るほど、元気に育つと思っている。

チーズにも、コンテナいっぱいに草を刈って小屋に入れておいた。

 

自然王国では、午前中は草刈り、午後は大豆の土寄せ。

以前述べたように、今年は苗の定植時に畝を立てず、ひもを張って植えただけ。

だから、時間が経つとこうなる。

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写真をよくみないと大豆がどこに植わっているかわからない。きれいな列を探すとわかると思うのだけど。

これに、管理機で土寄せをしていくのだ。

土をあげすぎず、丁寧に溝を切るために管理機の速度は一番遅くしてある。

丁寧にやるのはよいのだが、やはり日差しが強くて、結構疲れた。

2時間後の状態。

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残念ながら、予定された範囲まで届かなかった。

やった範囲はある程度土が寄せられたので、よかったが。

塾の仕事があるので時間で上がらなければならないのがもどかしいが。

やれる範囲でやるしかないのだけど。