楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

一つ一つを区切りとして

今日は週2回の自然王国に上がる日。
朝は野菜宅配のための出荷作業を行う。
農家ってすごいな、と思うのは、何はともあれ毎週出荷する商品をきちんと準備していること。
当たり前と言えば当たり前なのだが、季節と相談しながら、先をみすえての作業なので、
今の何日かの遅れが先の何十日かの遅れにもつながってしまう。
ここ半年農家的な動きをしてみて、私にはまだここまではやれないなと思うのだ。
なんらかの目標を立てないと、動き出せないな。

その後、先日の台風のせいで刈れなかった大隈塾用の田んぼの稲刈り。
バインダーを使って稲刈り。手植えしたところで、列がそろっていないためバインダーの後ろで刈り残した稲を手刈りする。
また、ぬかるんでいて機械が入れないところも手刈りする。
15人で2時間くらいかかるところを、3人で3時間で終了。
機械、すごいな・・・
でも、機械に頼ると人がいなくてもできるから、
どうにかして人に来てもらって一緒に作業しようと考える頭の働きはなくなるな。
人間は、手間を省きたがる生き物だ。

自然王国では、ごく初期の頃は藤本敏夫さんの知り合いが楽しく遊ぶ場所だった。
その後、棚田トラストといって、王国田んぼ全体をトラストして、収穫を分配するという仕組みにした。
さらに今から7年ほど前に、現行の自然王国会員制度を発足させた。
この、今の会員制度もどこか変えることが必要なんではないか、
抜本的に見直さなければならないのではないかという話になってきている。

会員イベントに参加してくれる層も変わってきているし、
今来ている人がもっと参加しやすく楽しめるようなもの、
新しく参加したなくなるような、そんなイベントを作っていければと思う。

考え方はいろいろあると思うのだが、
どこかで決断して進まなければならない。
いろんなことが、今決断の時を迎えている。