楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

みそ、仕込みました。

3月8日 火曜日


朝6時半ころに、大豆を煮始める。
ドラム缶に羽釜を置いて、近所の方に分けていただいたまきをくべる。
よく乾いていたので、簡単に火がついた。
いつでも使えるようにまきを準備しておくというのは本当に大切なことだ。
こちらが、火を入れる前の大豆。

前日から、水に漬けてある。
大豆は自家生産とはいかず、ネットで購入した15キログラム。


こちらは麹を広げたもの。

二日前に仕込んだものだが、今回は電気毛布がうまく働かず、温度調整にやや失敗し、
すこしべとついた状態で味噌に加工することになった。
麹造りは、もっと研究する必要がある。

ところどころには、白くなっている部分がある。
うまくいっているともっときれいに”花”が咲くのだが…
次女が、祖母と一緒に麹を分けている姿。


さて、火入れ後2時間半くらいたつと、豆が煮上がった。
大豆を立てにして指でつぶすと抵抗なくつぶれるくらいまで煮るのがポイント。
火入れ後の大豆。


80リットル入る船に入れて、豆を冷やす。
麹は高温を嫌うので、35度くらいまで冷やさなければならない。
扇風機も使う。


そして、冷ました大豆に塩と麹を入れ、よく混ぜ合わす。
味噌ミンサーに入れて、作業スタート。
(ここからの写真は、もうすぐ5歳の長女が撮影。手ブレはご寛恕ください。)

昨年導入したこの機会のお陰で、作業効率は大幅にアップした。

できればもう少し使ってやりたいのだが、今のところ一年に一回しか使っていない。
こんなところにも、「シェア」の芽があるとは思うだが…


ミンサーでつぶしたみそのもとを、丸めて。
長女はすぐに飽きてしまうのだが、次女は熱心に作業を続ける。

こんなふうに仕込みたるに投げつける。


最後の写真をとり忘れたが、米麹15キロ、大豆15キロ、塩7キロで仕込むと、
合計して62キロの味噌を仕込むことができた。
家族総出で、作業が終わるとぐったりしてしまった。


今年は、二ケ月後に様子を見て、場合によっては天地返しも行ってみたい。
一つ一つの作業に検証を加えて、よりよいものを作りたいと思うのだ。
ではまた、二ケ月後!