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楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

結城ゼミ@早大に参加

今年1月以来の結城登美雄ゼミ。
友人のU君から誘いを受けて、聴講生になりました。
今回は農水省に入って5日目の若き官僚のみなさんも参加しての結城ゼミ。


結城さんの言葉は、慈雨のように私の胸にしみてきました。
そして、自分のやるべきこと、やりたいことも自然に見えてくるのです。


80年代初めまでには、農業改良普及員の仕事は効率主義に代わってしまい、
それまでやっていた、お年寄りに合わせた作物を紹介したりすることは
後回しになってしまい、”地域に寄り添う人間がお上から消えた”という
状況になったそうです。


結城さんが鳴子の米プロジェクトでやっていることを、結城さんは
「一人農業改良普及員だ」といっていました。
鳴子に合う米を探してもらい、それを勧めて、いくらで売れるか提案する。
農家に対する「ケア」ではなく、農家のプライドをくすぐり、やる気になってもらう。
そんな仕事が農業改良普及員の仕事だったようです。


それがなくなってしまった今、必要とされているのは”地域NPO”という存在です。
県→市町村→自治会や区長会→各戸というタテの流れから、
それぞれの地域に衛生的に地域をつなぐNPOが存在し、
それが地域の問題を自治的に解決しながら、うまくいかない、力量的に足りない場合は
行政と共同で行うということが必要だという考えです。


これはきっと、私がこの、鴨川は大山の地域で実現したいことなのです。
ただ単に、大山小を利活用したいわけではない。
地域の問題を解決するための存在、地域のコミュニティを維持していく存在、
新たに移住してきたり、観光で来たりした人々をつなぐ存在、
そういう存在に、大山小がなったらいいと思っているのです。


残念ながら、それには収入が付いていかないかもしれない。
でも、それは複業をしながら、カバーしていくつもり。
一つの仕事だけで満足に収入が得られないのなら、複数の仕事から収入を得るしかない。


姜尚中さんは、結城さんに
「民の力を信じましょう」
と言ったそうです。


民の力を、信じたい。
今日参加してくれたS新聞社の記者さんは、
「ここに参加した人々には、ほのかな希望がある」
といっていました。
結城さんの目論見では、この結城ゼミは都市における地域NPO的な存在にしたいようです。
大山で活動しながら、こちらにも取り組みたい。


希望は、ここにある。