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楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

集落支援員なるもの


1月8日放送のクローズアップ現代で農村地域における「集落支援員制度」の特集をやっていた。増刊現代農業の甲斐さんから前から話は聞いていたのだが、島根県ではすでに2年以上前からこのような制度を導入していたこと、この制度のモデルとなったのは新潟県上越市のかみえちご山里ファン倶楽部http://homepage3.nifty.com/kamiechigo/の活動だったことは初めて知った。
かみえちご山里ファン倶楽部が活動する地域は70戸しかない部落だ。7年前に8人の若者が入植し、小学校などの生活体験を行っていくうちに地元の人に先生になってもらいながら徐々に盛り上がってきた、というような話だった。王国と比較すると、地元の人の手を借りて何かやる、というところまではいっておらず、最近は若い移住者中心にいろんなイベントをやるようになってきている段階。王国自体は活性化してきているが、王国のある部落が活性化した、というわけではないところが違うところか。農事組合法人NPO法人か、という違いも少しはあるかもしれない。
次は、島根県のある町に集落支援員として赴任した大阪出身の女性の話。自転車で地域を回りながら地域の問題点を聞き、それの解決策を示すのが仕事だが、二年の任期のうちにできるか難しい。しかし、島根県では二カ月に一回集落支援員の研修を行って専門家などのアドバイスを聞けるようにしているとのこと。なかなかきめ細やかだ。さすが県の8割が過疎地域なだけあって、取り組みが積極である。
かみえちご山里ファン倶楽部では、農家民泊を集落で行い始めた。集落で民泊を行うことでたとえ誰かが体の調子を崩しても交替でお客さんを受け入れられるようになる。しかも、築150年の家の改修自体をイベントにしてしまい、たくさんの人を集めているそうだ。
島根県の事例では、鴨川市も真似をできることがたくさんありそうだ。南房総や、房総半島全体でももっと力を入れていかねばならないだろう。かみえちごの事例は、大山千枚田保存会でも家づくり体験塾として古民家の改修をしている点では同じだが、それを民泊としては利用していない。もっとも、千枚田保存会は大山青少年研修センターという40人は泊まれる研修施設の管理をしているので、民泊に踏み出す必然性は少ないのだが。で、むしろこのかみえちごの事例は、大山の各地区や、わが佐野集落などでも実現可能ではないかと思う。というのも、わが集落には集落を離れた人の家があるのだが、誰にも貸したくないといって、もう1年近く放置されているのだ。もし、佐野区でそれを農家民泊として使いたいと話をすれば、ひょっとしたら貸してくださるかもしれない。地元のやる気がどれくらいあるかにかかってくるのだが。
自然王国としても、私個人としても何かうみだせそうなのだが…(とつぶやく)