楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

住込人帰る。


9月11日より2週間いた住込人が、今日出発しました。
2週間は、あっという間でした。
トマトやピーマンがなっているところを初めて見た、と新鮮な驚きを口にしていました。
彼のいた2週間は、電機連合稲刈り〜王国イベント、大隈塾社会人稲刈り〜里山帰農塾と最も忙しい2週間と重なっていました。
農作業が全く初めてだったにもかかわらず、小中高と野球部だった根性のせいか,早稲田大学大隈塾で鍛えられているせいか,それともバイト先でM田さんに鍛えられているせいか,懸命に農作業やイベント受け入れに取り組んでいました。
決して要領が良くはないのですが、一生懸命に取り組む姿はとてもすばらしかったです。
会員さんや参加者のみなさんともとけ込んでいて、好感が持てました。
昨日は、彼を囲んでの送別会を王国の若手スタッフとその家族、T坂さんとでおこないました。
2週間経つと、彼自身も食事は作れないながら、自分のできる片付け、食器準備などを進んで行ってくれました。
特に別れの言葉はかけなかったですが、彼と一緒に過ごせてとても楽しかったです。
若いことは、それだけで意欲的になります。
社会に出ていない素直さ、というものもあるのかもしれません。
4月から、新聞社に就職し、地方勤務だとのこと。
厳しい仕事で、もまれていくのでしょう。
そんなとき、稲刈りを一日中少人数でやってくたくたになったことに思いを馳せるのかもしれません。
ジャーナリストとして、足下からの視点で記事を書いていく記者になっていくと思います。
がんばれ、鈴木健太

ちなみに、今回の帰農塾レポートは、彼が執筆してくれました。もうすぐホームページに載りますので、お楽しみに!