楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

笛、買っちゃいました。


笛、買っちゃいました。
この夏をともに過ごしてくれた笛も、吹けるには吹けるのですが、
しばらく使っていなかった笛なので息漏れがしたりと、若干吹きにくいものでした。
笛の上手な人からも、「買った方がいいよ」と言われながら、なかなか思い切りがつかないままでした。
先週から週二回笛を習いにいくようになると、この夏の自分の笛の吹き方はかなり適当だったことが分かり、基本を押さえたいと思うと道具はやっぱり必要だとようやく得心しました。


そんなとき、笛を作っていた人は竹本さん(春からの王国研修生)のご近所だということを知り、竹本さんの休みの時間に案内してもらうことになりました。
今日行ったお家は、笛を作っていた方はもう亡くなったのですが、おばあさんがまだ元気です。漆職人だったそうで、笛づくりは趣味でやっていたそうです。ここら辺では笛を自分でつくる人も結構いるのですが、笛に漆をぬれるのはその方だけだったので、大山でも何人もの人がこの方から笛を買っていたそうです。


たくさんある笛の中から、一本調子の笛を試し吹きさせてもらいます。
3本目くらいに、「あ、これいい感じや」と思う笛に出会いました。
でも、まだ吹き始めたばかりだし、せっかくなので20本ほど吹いてみました。
その中から三本くらい選んで高いフレーズ、低いフレーズと吹いてみると、不思議なことに最初に「いいな」と思ったものがやはり一番よいように感じました。
笛自体、まだへたくそなのですが、それでも音の出やすい笛と出にくい笛の違いは分かります。
第一印象というのは、意外に確かなものかもしれません。
値段は、思ったより高くて、この期に及んでさえ一瞬迷いましたが、気に入ったものに合えたのだし、思い切って買ってしまいました。
ふぅ。道具好きは、しょうがない。


でも、これで練習にもさらに身が入るというものです。
気合いの入っているうちに憶えてしまおう(笑)。