楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

草刈りの高さは?

鳴子から帰ってくると、現代農業8月号http://www.ruralnet.or.jp/gn/200808/200808_f.htmが届いていました。
その中で、草刈りは低く刈るか高く刈るか?
大鎌を使って草を刈ると早いし,安全!というリードの記事が出ていたのです。


草刈り,それは農的生活の大きなテーマです。
のどかな暮らしに見えても,草は本当に大変。
それだからこそ、自然農の「草や虫を敵としない」という考えが大きなインパクトを持つのです。


で、週末は棚田チャレンジがあるので、房田の草刈りをすることになりました。
おっと、ちょうど草刈り。
現代農業によれば,草刈りは高く刈っても低く刈ってもあまり差はない、とのことです。
しかも、高く刈った方がクローバーなどの地際をはう草が残っていいとのこと。
さらに、高く刈る方が,石を飛ばしたりしないし,刃も痛まない。早いし,燃費もいい。
あら、すばらしい!
ということで今回は高めに刈ってみました。
1反歩の草刈り,2時間強で終了しました。
ぱっと見た感じ,まぁまぁいけてそうですが・・・
低く刈ったより,見栄えが若干悪いです。
家では,やはり低く刈った方がいいかな・・・


もう一つ,大鎌ですが,これはイネ科の植物を刈るのに適しているようです。
大鎌は,山小屋のトイレにさびさびでほったらかしになっていたので,
朝はりきって研いでみました。
活字情報にすぐ飛びつくのは,都会派文系百姓としてあたりまえ(笑)。
で、いさんで田んぼへ。
しかし、大鎌を初めて使うのと,適当にしか研いでないため,
あまりきれいに刈れません。
ばさばさと刈りましたが,これまた人の見るところでは刈り方が美しくないのでだめかなぁ。


そもそも大鎌を使いたいと思ったのは,家で早朝に草を刈るときに使えればな,
という思いからなのです。
でも、イネ科のような立つ草ではないと切りにくいのと,
見栄えが重視される家の草刈りとはちょっと用途が違うかな。


さらに!
たまたま王国にあがってきたF井さんに話をすると,
「おめぇそれは下草刈り用だっぺ」
といわれてしまいました。
山仕事のとき,ちょっとした太い草,茎などを刈るのに使ったようです。
「もっと短い方がいいよ」
といわれましたが、それでは腰が痛い・・・


あきらめず、この下草刈り用の大鎌、もうちょっと使ってみようと思います。
だって、これなら混合ガソリンがいらないんですから!


さっきのページをよく見たら,動画で詳しく説明がありました。
参考にどうぞ。
http://www.ruralnet.or.jp/gn/200808/kikai.htm#mov01