楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

鳴子の米は農をあきらめない

昨晩は、結城登美雄さんが来てくれて、ゆっくり話をすることができました。
「おれは念仏を唱えてるよ、「農が大事、米が大事と」」と言います。
話していると、結城さんの顔がどんどん迫ってきて、話の迫力も増します。
「君たちに会えてうれしい、うれしいよ」と何度も言ってくれました。
そんな!私たちこそうれしいですよ。
今回の視察先の鳴子の米プロジェクトは増刊現代農業の記事で何度も読んできました。
でも、現場の気迫は違いました。
にこやかな顔の下に、深い覚悟が感じとられました。
視察先の農家さんが、言っていた言葉が心に残っています。
「50年やってきたことが今やっと報われたということですかね」鳴子の米は牛の餌にしかならない、とまで言われてきたそうです。
「米を守るために、農地を守る」というのが鳴子の米プロジェクトの言葉です。
明日への活力を得ました。
鴨川に帰って何ができるだろうか?
何をしようか?
私のできるところから探してゆこう。