楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

ローカルから世界へ

 24日の夜は、4月から王国で2週間に一回開いている

T&T研究所主催http://www.k-sizenohkoku.com/tt_top/index.html

スマイル レボリューション スクールの日でした。

この勉強会は、世界で起こっていることを知り、それをどう鴨川にひきつけて

考え、どう動けるか、ということを趣旨としています。

 今回のテーマは、「食と農」。

世界で、食料の価格が上がっており、各地で食料を求める

暴動が起こっているという内容でした。

 資料映像を見た後は、意見交換に入りました。

今回の議論では、希望が見えました。

鴨川市には、たくさんの可能性があり、それをまだ活かしきれていない状況です。

 たとえば、長狭米。

長狭米を、「ながさまい」と読めない人はたくさんいる。それくらい知られていないお米だ。

今まではそれをブランディングできなかったけれど、高齢化も進む中、うまく進めていきたい。

 また、天水田。何度も書いている通り、天水でお米を育てている場所は本当に少ない。

とすれば、これをうまく活かして何かできるのではないか。

 おっと、来月私たちは「鳴子の米プロジェクト」http://narugo.gozaru.jp/naruko-kome1.html

の視察に行くではないですか。

これをきっかけに、何か動けるといいですね。

などと盛り上がりました。

自然王国の方向性も、少しずつ見えてきたような気がします。

自給的組織であることを前提に、若干の地元雇用を生み出せるような組織、

そして大規模農業ではないものの、見捨てられてゆく中山間の田畑を維持していく仕事を作り出すこと。

こんな方向も面白いかもしれません。

 まぁ、道は険しいが、取り組むに値する仕事です。

これが、今回の希望です。