楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

セミナーを終えて


6月12日、東京に行って参りました。
ふるさと回帰支援センターは、歌舞伎座の隣のビルにあります。


つい先日、夕方のテレビで歌舞伎座一階にある”塩ヌードル”の店が特集されており、
腹ごしらえに鴨川市ふるさと回帰支援センターのみなさまと入ってみました。

う〜ん。テレビで見た時の印象と、自分が食べたときの印象はやはり違いました。
年を取ったのか、油が少し多かったのと、塩ラーメンですから当たり前ですが、
塩が多かったような気がしました。
でも、東京でラーメン!完全にお上りさんですが、ちょっとしたネタにはなりました。


ふるさと回帰支援センターは、普段は展示会場、相談所として
使われているので、セミナーをするときには机を移動させて椅子を並べます。
セッティングすると、約20人くらいがやっと入れるスペースが完成します。
意外に狭い・・・


定刻前には!皆さんほとんど集合されて、セミナーを始めました。
今回は、私が初めて皆さんの前で話させてもらいました。

お客さんが入るとこんな感じです。

いつもはビッグネームにお世話になりっぱなしなので、本当にしゃべれるのか?
という不安もありましたが・・・


間の悪いことに、風邪を引いてしまい鼻が詰まってしゃべりにくかったです。
自分もさることながら、お客様にはもっと聞き苦しくて申し訳なかったと思います。


テーマは、「農的生活、くらしを豊かにするもの」と題して行いました。
5月の帰農塾の写真をお見せしながら、内容を紹介しました。
今回一番伝えたいと思ったのは、まぁこれは増刊現代農業からのインスパイアですが、
「食と暮らしを自分に取り戻す」ということです。
そのために、


1 シンプルな暮らし
2 自分のものは自分でつくる
3 都市から離れてみる


この3つを提案しました。
しばらくこれについて考えてみたいと思っています。


セミナーは、そのあと鴨川市ふるさと回帰支援センターの説明があり、質疑応答を受けました。
王国のメールマガジンを見てくれている方が多く、びっくりしながら嬉しかったです。
現在購読者数230名ほどですが、精進すべしと思った次第です。


感想の中に、「農的生活はすばらしいものなのでしょうが、現実には難しいです。」
というものがありました。
え?私の生活は現実じゃないのか?
というのが第一印象です。
考えれば、仕事があって、都会に暮らして、ということから
現実には難しいという感想が出たのだと思います。
それ自身はやむを得ませんが、だからこそ王国などの活動に参加しながら、
「暮らしに農を取り入れる」ことをしていきましょう、という呼びかけなのです。


これを伝えるのは難しいのかもしれません。
私の説明を録音したMDを聞いてみると、
早口なところもあり、聞き取りづらいところもたくさんありました。
自分で一生懸命やったつもりでも、客観的に残ってしまうとあらが見えます。
でも、一回やらせてもらったので、次が見えてきました。
次回は8月に行います。


セミナーの準備もさることながら、基本はやはり現場です。
ますます暮らしが楽しみになってきます。