楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

しか&おさる家訪問記


早朝は気持ちよく晴れていたが、9時ころには
もう雨が降ってきていた。
今日は、しか&おさる家を訪問させてもらう日だ。
ずっと前から「遊びにおいでよ」と誘ってもらっていたのに、
なかなか時間をとっていなかったのだ。
妻子を連れて、軽自動車で佐倉までGO!


鋸南保田という新しい高速道路のインターチェンジが
できたため、従来より10分ほど速く移動ができる。
天候が悪く、風が強いため、何度も風にゆられながらのんびり走る。


約2時間後に、k商店前にたどりつき、左折すると
そこには古民家が。するすると車を走らせると、
話に聞いていた通り、縦に細長い敷地。
早速鶏小屋を見せてもらう。
いやあ、これは贅沢に土地を使っている。


15坪はあろうかという区画の中で、
雛が8羽ほど、成鶏が3羽。
区画には、かぼちゃと里芋が植えてある。
鶏小屋自体は、1坪半くらいだろうか。


この区画ごと畑を動かしながら、
鶏に耕してもらい、鶏糞を落としてもらうそうな。
いい考えだ。鶏糞まかなくてもいいし、
無論掃除もいらない。


実はしかさんには、9月の帰農塾で講師をやっていただき、
座学と鶏の解体を担当していただいた。
その中で、「いのちのつながり」と、
家庭菜園があるなら家庭養鶏があってもいいじゃないか。
という言葉にインスピレーションを得た。


自分も3年前に鴨川に移住したが、
いまいち「暮らしをつくる」という面では弱い気が
していたので、この機会をつかもう、と思い電話をして
訪問の約束をしたのだ。


実際に見せてもらうと、とてもすてきだった。
畑もかなり広いし、自給するにはもってこいだろう。
リフォームした古民家はお店に座っているみたいだ。


楽しみにしていたお昼ご飯。
手作りパン2種と、ビーフシチュー。
じゃがいも(インカの目覚め)サラダと
きゅうりのサラダ、ピクルス。
おしゃれですごくおいしかった。
デザートにはしかさん特製の和菓子!!!
甘さ控えめで、口の中に緩やかにおいしさが広がる。
最高です。


しか&おさるさんは、手作りが大好きな人なんだと思う。
家には納豆室や発酵器、和菓子用キッチンなど、
なんでも自家製でやってしまう。


う〜ん、こういうのに憧れはするもののめんどくさいと
思ってしまう自分は、やはり家庭菜園をうまく運営
するあたりから始めねばなるまい。


連れて行った娘も、しかコレクションである「うんち絵本」に興奮。
読んでくれとなんどもせがまれた。
おさるさんも娘と遊んでくれて、
娘はとても楽しそうだった。人見知りをするのだけど、
すぐなれてしまって、最後のほうにはしかさんのひざの上に
座ってしまうほどだった。
おみやげに、「もうすぐお姉ちゃんだもんね」と
おさるさんが渡してくださったお土産は、
キッズエプロンだった。
そうなのだ、娘よ。君もお姉ちゃんになるのだよ。
父と母のお手伝いをしてくれたまえよ。


帰りは高速の道順を間違えてしまい、
途中下道、また高速とどたばたと帰った。
帰りは雨も弱まり、妻ともいろいろ話せた。


たまには鴨川を離れるのもいい。
心温かに迎えてくれる人の思いを受けて、
自分のやりどころも自然に見えてくるのだろう。


しか&おさるさん、せっかくの休みだったのに、
遊びに行かせてくれて有難うございました。
マフィン&もなか、結局夜に全部食べてしまいました。
美味。