楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

行ったつもりの


韓国旅行。


午後一番に仁川空港について、バスでソウルへ。
ソウル駅の地下街には、安い食堂がたくさんあるので、
そこでキムチチゲ(キムチ鍋)を食べる。


休むまもなく、汽車に乗り込みプヨへ。
ここは百済の古都である。


ソウルから急いでやってきても、プヨにつくのは夕食前。
学生時代には安宿だったが、家族旅行なので
ちょっとリッチに地元のホテルへ。
(プヨにそんなものがあるかどうかわからないが。
有名な観光地なのできっとあるだろう。)


チェックインを済ませると、日が暮れる前に
街を探索。
プルコギ(牛焼肉)もおいしいんだけど、
サムギョプサル(豚バラの焼肉)がたくさん食べれるので
こちらを狙う。
ビールもいいが、せっかく韓国に来たので
マッコリを飲もう。日本で飲んだら高いぞ〜。


ゆっくりとホテルで休み、翌日はプヨ観光。
画像にある、定林寺跡にある仏像を見る。
そのあとはタクシーでプソ山城跡にゆき、
落花岩にゆこう。落花岩とは、百済が滅ぼされるとき、
宮廷の官女たちがそこから飛び降りた場所で、
その様子が花が落ちていくようだったから落花岩という。


清水の舞台よりだいぶ高くて、
想像するだに悲劇的な場所である。
実は落花岩からは岸辺にまでは階段があり、
降りていけるようになっている。
降りてみると、絵画で百済が滅びる様子が書いてある。
(韓国には実に絵画でその情景を表現することが多い。
ソウルの博物館もそうである。)


さらに、ここには船着場もあるので、
せっかくなのでその船に乗り込んでみる。
きれいな韓服を着たおばあちゃんが、
手をひらひらさせて船の中で踊っているのを
ぼーっと見ていると、数分で川くだりは終了。


プヨを歩くと、まるで奈良を歩いているようだ。
たくさんの渡来人たちがやってきて、
奈良の都を作ってきたことが実感として感じられる。
妻に話しても、奈良には行ったことがないそうなので
よくわかってもらえないだろうが・・・


時間がない!
あわただしくソウルへ戻る。
この日は夜の市場へ繰り出そう。
翌日はもう帰るだけなので、
近くの百貨店で妻の化粧品を買い、
その後市場に行って、お土産を買い込む。
王国のみんなには、海苔とラーメンにしよう。
ちょうさんと石井さんは辛いのが苦手だから、
安城湯麺にしておこうか。


おなかが減った。
前から食べたかった、サムゲタンを食べるのだ。
韓国の薬膳料理。
雛鳥の腹にナツメや高麗人参などを詰め、
やわらかく煮込んだ料理。
日本で食べるのは高すぎてちょっと無理。
でも、韓国なら1200円くらいで食べられる。
辛くないので、妻や娘にも好評だろう。
娘には、薬膳料理はくさいかな?


腹いっぱいになったので、ホテルに戻ろう。
お土産もいっぱい買ったし、明日は帰るだけ。


最終日。
もっといろいろ見たいところもあるが、
今回はこの辺にしておこう。
また来たくなるように、楽しみは後で取っておこう。
さあ、仁川空港行きのバスに乗り込むのだ!


・・・・家族旅行がしたい!
これもいつかかなえてやるぞ。
というわけで、今日は妄想旅行記でした。
お粗末さま。