楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

西郷南洲遺訓,バガヴァッド・ギーター


西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)

西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)


人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己を尽くして人を咎めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし
。」 


西郷隆盛の残した言葉だ。
明日の準備でトイレ掃除をしているとき、
ふとこの言葉を思い出した。


前からいろんな人に言われるのだが、
私は結構人の目を気にしてしまう。
自分勝手な行動もしているが、
「人がどう思うか」は、気になっている。


でも、これをずっと続けていると、
自分を過剰に抑圧することにつながりかねない。
「お前、どこ向いて生きとんのじゃ?」といわれるのは、
結局ここに起因していそうな気がする。


他がどうあれ、自分の思うことを真剣にやるべきだ。
そして、自己中心的にならないように、
「天」を描いて自分の行動を観察してみよう。


お前のやりたいことはなんだ?
お前のやるべきことはなんだ?
考えていても、しょうがない。


そういえば、バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)にも、


あなたの職務は行為そのものにある。
決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。
また無為に執着してはならぬ
。」


という言葉がある。
考え込んで、何もやれなくなってしまうのが常だから、
考え込んでしまうときは、ひたすら行動を起こそう。


考え込んでいる暇はない。