楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

ちょうさん、ピンチ?!


雪かきをしようと、スコップを勢いよくいれたその時、
・・・ちょうさんの眼鏡は割れてしまいました!
どうやら、雪の中に埋まっていた小石をはじいてしまったようです。
「眼鏡をかけていなかったら危なかったよ〜」と言っていました。
飯山に入って3日目、緊張の連続でかなり疲れているみたいです。


「でも、すごいよ。みんな雪かきをした後にきれいな階段を作るんだ。
それを見て、雪かきも生活の一部なんだなって思ったよ。」
そうですよね。ちょうさんにとっては、緊急支援活動ですが、
雪深い場所の人々には、普通の生活なんですものね。


「おれは雪かきも上手にできないし、なかなか役に立てないよ。」
とも言っていましたが、飯山の方の立場から考えたら、
ちょうさんが助けに来てくれたことはどれだけ嬉しいでしょう?


実は私は、95年1月17日に阪神大震災に遭いました。
その時、嬉しかったのは、電車が止まってしまったため、長い時間をかけて
歩いてきてくれた友人、生死不明だった私のためにずっとラジオで安否確認
の放送を頼んでくれた友人。中学校の校庭に水を入れたタンクを積んで
駆けつけてくれた造園業者のおじさんたちのことです。
具体的に動いてくれた人々の存在が、どれだけ私の助けになってくれたか。
あの時私たちを助けてくれた無数の人たちの存在が、無意識のうちに
私の心に深く刻み込まれています。


今、ちょうさんは具体的に顔の見える活動をしています。
顔見知りなちょうさんが、助けに来てくれただけで、
きっと元気を取り戻していらっしゃるように思います。


ちょうさんは現在、私たちも昨年6月にお世話になった
高源院で宿泊させてもらっています。ご飯も家族の皆さんと
ご一緒させていただいているそうです。
「鴨川でも田中さん家http://blog3.fc2.com/yugakunomori/
杉山さん家http://www7.ocn.ne.jp/~sasaya/kamaba.htmlでお世話になってるけど、
こっちでも家族みたいなつきあいができて嬉しいよ」
と言っていました。


明日は、飯山市社会福祉協議会関連のボランティア活動をするようです。
たくさん来ているボランティアさんと、横のつながりを作っていきたい
とのことでした。


「体はぼろぼろだけど、楽しくやっていますよ!」と元気に話していましたよ。
大変なところにすっと体ごと入っていけるしなやかさ、
私も学びたいです。


最近自然王国の動きをお伝えしていませんが、
今日は近所で田んぼを手広くやっていらっしゃる方の
家にもみがらを取りに行きましたよ。


主な用途は、畑の排水をよくするための
土壌改良資材としての用途です。
寒かったり、資料作りがあったりする毎日ですが、
やっぱり体を動かすことが一番気持ちいいですね。


(なお、眼鏡は低価格の新しいものを買えたそうです。)