楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

ある冬の奮闘


昨夜のうちに雪が降ったようです。
朝起きてみると一面真っ白!
『雨が降ったら遅刻して、
風が吹いたらお休みで』という
カメハメハ大王の歌を思い浮かべながらも、
やらねばならぬことがあるので、
緊張してハンドルを握りました。


大山千枚田までは難なく登れましたが、
それから上は道路にも雪が積もっています。
大田代に入ると、なおひどい。


道についているのは新聞配達の
バイクのタイヤ跡と、猫らしき動物の
足跡だけです。


ちょうさんからも、
「車で登るのは危ないから気をつけて」
と忠告を受けていたので、
大事を取って集会所に車を止めさせてもらい、
そこから歩いて登りました。


王国につくと、さらに雪が積もっていました。
朝、誰もいない空間は
とても静寂で気持ちがすっとしました。


10時ころ、年末までプレハブに見事な外装をしてくれ、
年明けに最後の仕上げをしてくれている
ぱぱさんから「トラックであがれないから迎えにきて」
と電話があり、今度は王国から軽トラで
千枚田まで迎えに行ったのです。


くだりはエンジンブレーキを利かせていれば、
比較的安全に走れますが、
のぼりはなかなか神経を使います。


10時を過ぎていたので、
あの王国の上り口も軽トラでいけるだろうと
踏んで登り始めましたが、、、


中ほどでスリップ!!!

「ふかしたらだめだ」
と横に乗っているぱぱさんのアドバイスで
少しずつ少しずつアクセルを踏みます。
ハンドルが雪で滑って車は
急に方向を変えたり、
「もし田んぼに落ちたら大変だ!」
などと思ったりして、結構あせりました。


とはいうものの、
少しずつ軽トラは走り始め、
無事山小屋までたどり着いたのでした。


雪道を走るのは難しいですが、
いい経験ができました。
隣に人が乗っていてくれたのも
ツイていました。


こんなことをかくと、
またまた某氏から
「飯山ではこんなもんじゃないですです〜」
と笑われてしまいますが、
車も滑って落ちなかっただけでも
ほっと一安心の一日でした。