楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

ゆるやかな暮らし


12月3日に、ブラウンズ・フィールドBrown's Field|ブラウンズフィールドを見学してきました。
王国に遊びに来てくださるたくさんの人たちから、
「あそこはいいよ〜」とずっと言われていたのです。


今回は、11月12日のプレハブヘンプ内装ワークショップに
来ていた方がブラウンズ・フィールドを紹介してくだったことが
きっかけで、訪れることができました。


途中、三尾さんに「サンドラ跡」などの
サーフィンスポットを教えてもらいながら、
車で2時間弱走り、到着しました。
国道から10分ほど走ったところにあるのですが、
周囲を林に囲まれた、とても静かな場所にあります。


画像は、ブラウンズ・フィールドの畑のものです。
畑、田んぼの面積はそれほど広くありませんが、
古民家を改造し、ツリーハウス、ゲストハウスなども
建設してあり、とても落ち着いた空間でした。


ご主人のエバレットさん、奥さんのデコさんは、
うわさどおりオープンハートな方たちでした。
初めて訪れたように、豊かな笑顔で私たちを
出迎えてくれ、エバレットさんは丁寧に私たちを
案内してくれました。
人を案内するとは、こういうことを言うのだな、
こんな案内をしてもらえば、雰囲気もわかるし、
案内してもらうほうまで豊かな気持ちになれるな、
と感激しきりでした。
ここの農場は、404 Not Foundに登録し、
ウーファーをかなり受け入れているのですが、
広く人気があるのもむべなるかな、という感じでした。


食事は、石窯で焼いてくれたピザと、
マクロビオテック理論に基づいた、
動物性のものを使わずに調理した料理を振舞ってくれました。


鴨川の友人たちは、ベジタリアンが多いのですが、
私はそれほど野菜志向でもありません。
「いったいどんな味だろう?薄味なのかな」
と思っていただいたら、びっくりです!
きびはとても濃厚だし、煮物もとても芳醇な味わい。
肉を使わずにこれだけの味が出せるんや!
と新鮮な驚きでした。
なるべくなら、自然王国で取れたものだけで
料理をつくりたいと思っています。
こういう料理も学んでいきたくなりました。


ブラウンズ・フィールドは、肩肘を張ったとんがった空間ではなく、
多くの人を家族のように受け入れていこうとする空間でした。
規模は小さくても、そこここにあるような場所ではなく、
えもいわれぬいい空気が流れている場所でした。
そこには、豊かな暮らしがありました。


普段行かない場所に行き、新しい人に会い、
学び感じる。「縁」の面白さですね。
自然王国も、暖かく人を受け入れることのできる空間でありたいです。
ブラウンズ・フィールドの皆さん、本当にありがとうございました!