楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

命をいただく


野菜たちは順調に育って、毎日たくさん収穫できています。


帰農塾のとき、木下先生は自分の家の畑で採れた
野菜のことを、
神様からの贈り物
と表現されていました。


ほんの一瞬前まで土の中で生きていた
野菜たちを調理していただく。
これは、自前の畑を持っているからこそできることです。


掘りたてのじゃがいもの皮のむきやすさといったらありません。
まるで湯がいた後の皮むきのようです。
こちらは今度のイベントで収穫する予定にしています。
楽しみですね〜。


前々からジャーナリストの高野さんが薦めてくださっていた
水上勉氏の『土を喰う日々』を購入しました。

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)

土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫)


お客さんが来たときに、和尚さんは水上さんに
裏の畑に相談しておいで」とおっしゃったそうです。


『何を作る』という考えが先にあるのではなく、
畑に行ってからそこで採れる野菜を眺めて
料理を決定する。


そういえば、料理を作ろうと思うとき、
私も自然と畑にある野菜たちの顔が浮かんできます。
私も、『裏の畑に相談する生活』をしていきます。