楽喜舎日録

2013年1月から始めた「楽喜舎」(らっきしゃ)の日録。日々の暮らしからみえてくるものを発信します。日々実践!

無目的な行為


アスパラの支柱立ては終了しました。
終わったと思っていた溝掘りはもう少し
掘り進めなければなりません。


思うよりもやる仕事が多くて、
結構スリリングです。気が抜けません。


もちろん、まったく休みがないわけではありません。
今日は昼からお休みをもらいました。


勝浦の先にある御宿(おんじゅく)という海岸に行ってきました。
ここには、「月の砂漠記念館」があります。
なんでも、「月の砂漠」を作詞した人が
御宿の砂浜を見て書いたそうなのです。
近くに、こんな面白いところがあるなんて、驚きです。


とてもきれいな砂浜で、河口の合流地点にはボラやサギなどがいました。
サーファーが5,6人、波に乗っていました。
波に乗ろうとしたり、乗っている姿を見ているときに
無目的な行為」の美しさを感じました。


サーファーは、海にいるときはおそらく波を待ったり、
波に乗ろうとすることしか考えてないのではないかと思います。
サーファーみんながサーフィンでお金を稼ごうとか、
女の子にもてようとかいう
目的を持っているわけではないと思います。


波に乗っても、経済的にも物理的にもほとんどいいことはないかもしれません。
でも、私の知っているサーファーたちは、とても輝いているし、
さわやかです。


私も、ギターを弾いて歌うのがとても好きですが、
別に誰かに聞いてもらうためだけに歌っているわけではありません。
ただ、弾いて歌うことが好きなのです。


金にもならないことをしていて、なんになるのだ?という声が
たくさん聞こえてきそうです。
でも、金にはならなくても、生きている喜びを味わえます。
何とかお金もほしいですが、それに伴って楽しさも感じていきたい。


へたくそでも、太っていても、楽しくサーフィンを楽しめる、
日本が、そんな余裕を持つ国になるといいなぁ。
私もサーフィンをやってみたくなりました。