息切れ?
昨日来るはずだった水利組合の水は未だ来ず。
水利組合の水は先着順に回っていくのだが、大概みんな満足するまで入れたいし、さらにはこの天気で川に水がなく、水利の勢いもないため、水が溜まるのに時間がかかる。もう1週間も待っているのに。
待つしかないが。
さて、今日は、先日耕してから土寄せをしておいた田んぼの畦塗り。写真を撮らなかったのだけど、畔がきれいにぬれるとけっこう嬉しい。田んぼをやり始めて6年目で、ようやく少しずつきれいにぬれるようになってきた。
田んぼの水ために夢中になっていると、草がだんだん生えてきて、これまたみすぼらしい。
草刈りもやらないとな。
午前中の作業を終えて、別の作業をしようと思っていたのだけど、息切れしてしまい、部屋でだらだらすごす。最低限のことはしないとと思い、最低限のことだけはやったけど、特に実のあることをしたわけではない。
歳だけはくってきているのだが、これが、情けない私なのだ。今日は今日で終わらせて、明日は明日やろう。
あしたこそ、雨が降ってくれるはず。そう願っている。
王国にも、雨降らず。
サポーターのSさんから、昨日の王国の様子が写真で送られてきた。
やはり、自然王国でもさほど雨が降らなかったようだ。
そこで、今日はわずかでもたまった水を逃さないようにと、畔用の波板を張った。
劇的に状況が改善されるわけではないが、むざむざたまった水を逃す必要はないわけで。
後2週間後には自然王国でも田植えイベントを行うため、草刈りを開始した。
田の中に入り、斜面の草を刈り落とす。
一番上の田んぼを刈っている様子。
草を刈っていると、そこで住んでいる小動物たちが飛び出してくる。中には草刈機の刃に当たってしまうものもいて、やむを得ないと思いながらも、心は痛む。
草刈りをしているときは、足元の草を見て刈り残しがないように作業しているのだが、頭の中ではいろんなことを考えている。
作業しながら考えているので、あまり頭に残っていないんだけど。
そして、ふと刈ってきた風景に目をやると、草がきれいに刈られていて、自然と人間の関係について考えさせられてしまう。
ジレンマも抱えているけれど、今日も元気に働けた、いい1日だった。
待ちわびた雨!されど…
嵐の予報だったのに、残念ながら期待していたほどは降らなかった。
わたしのやっている中で一番広い田は、この通り。
トラクターが回転するところは土を寄せてしまうのだが、かろうじてそこにたまっているだけ。
しかし、1枚ずつ仕上げるという観点からは、やれないことがないわけではない。
これは、すでに一度畔塗りを終えている田だ。
代かき前の耕耘を半ば無理やり行った。
そして、この間の雨で畔がひび割れているので、再び畦塗りを行った。
次の雨で代かきをして、平らに整えないとな。
こちらは、まだ一度も畔塗りをしていない田。
ここは一番狭い田なので、水もたっぷりたまった。
トラクターで荒起こしをして、畔際に土を寄せておいた。
もう一枚やりたいところだったが、そこはさらに水が少なかったので、いやいやここは我慢と、はやる気持ちを抑え、明日以降への持ち越しとすることにした。
田植えの時期は刻々と迫っているのに、状態がおいつかない。相変わらず焦りはあるけど、作業が全く進んでいないわけでもない。
山賊会の田んぼは進んでいるし、我が家も作業が少し進んだ。
進んでいるところを受け入れて、遅れているところを先に進める準備を進めていくだけだな。
田植えだ、そして待望の雨!
いよいよこの日は山賊会の初田植え。
山賊会の田んぼは親方がぐいぐい引っ張ってくれるので、苗の成長が早く、予定より1週間田植えが早まっても、対応することができる。
そして、田植え機デビューのお隣さん。
緊張しながらも、どんどん植えていく。
ここぞというときにしっかりサポートしてくれる。
鴨川に引っ越して10年近く経つKさん。
自分でもすでに田んぼをやっているので、安定した作業っぷり。
そして私。
私も、今年初めての田植え。田んぼが平らに代掻きされているので、とても植えやすかった。
自分で代掻きすると、ここまで平らにはできないので、植えているときもガタガタになってしまい、周囲の人々に嘲笑されるのだが。
今回はうまく植えられたかな。
そして、山賊会の田んぼ作業を一手に引き受けている親方。本人はキャプテンと呼んで欲しいらしいのだが、親方か親分と呼びたいのだ。
今回の山賊会の呼びかけ人であり、先送りにしがちな私にハッパをかけてくれる。
午前中に、二枚植え終わった。
約1反歩の田植えだ。
これが山賊会のロゴだ。
来週も山賊会の田植えなので、準備をしていかないとな。
さて、そ今、ようやく待望の雨が降っている。明日の午前中まではかなり降るみたいなので、これがもしかしたら月末までの最後のチャンスかも?と思っている。明日が踏ん張りどころだ。
小さなことから1つずつ
子供たちを送り出し、朝の水やりを終えてから、映画を観に行った。
これ映画『人生フルーツ』公式サイトだ。
君津市民文化ホールで上映をすることを教えてもらったので、これはぜひいかねば、というわけだ。
簡単に背景を説明すると、大規模なニュータウンを設計した夫が、その区域に300坪の土地(造成地)を購入し、夫婦でこつこつとその地に里山を作り続けて40年経った生活の様子が映像になっている。
スローライフっていいね、という話かと思っていたが、大仰にいうと人生をかけて自然と向き合ってきた夫婦のお話。映像の中の夫妻は自然体で、ほとんどのものを自分たちの土地から取れたものでまかなっていて、それがデザイン的にもすばらしかった。
泣ける映画ではないのだけど、暮らしの一コマ一コマが非常に美しくて、感動した。
くらしをつくるって、こういう形もあるんだ、ということを知ることができた。
今の自分の暮らしでも、とりいれられるところがたくさんあった。自分に言い訳をしているような気もするが、映画の中の夫の言葉で「小さなことから1つずつやるんだよ」というのがあったので、それを頼りにして暮らしていきたいと思う。
帰宅後は、明日の山賊会の田植えのために肥料散布。
愛犬ハッピーも散歩の途中に寄ってくれた。
お父さんが作業しているところを撮ってくれ!と少6の長女に頼んで撮ってもらった。
絵が遠い。
私とは、わからないではないか。
とも思いながら近所の子供たちと気分よく一緒についてきてくれたんだから口出しは無用。
無事、肥料散布も終わり、田植え機の点検も終了。
いよいよ、明日から山賊会の田植えが始まる。
自分のところは、いよいよ準備ができるのか心配な状況ではあるが。
ま、それもやれるところからやるしかあるまい。
生姜を植えた。そして、大麦出穂!
今日の王国は、生姜定植の日。
しばらく前にマルチを張っておいたので、やれる時に一気にやってしまおうということになった。
マルチに穴を開けて、生姜を置いていく。
Yaeさんも一緒に作業。
時間があるときは、大概一緒に作業している。
穴を掘って、生姜を埋めたあと籾殻をかけて完成。
狭く見えるけど、約70メートルの畝だ。
4人でやって、2.5時間かかったので、結構な仕事量だった。
これで、あとは草を抜いて、追肥して収穫を待つのみ。収穫は秋頃になる。生姜はカフェで料理やドリンクに使うのでとても大切な作物。
これだけあれば、みなさんにたっぷり食べてもらえるな。
昨年11月に植えた小麦と大麦。
大麦は、出穂していた。
種まきの時は、畑のコンディションがとても悪くて、一体どうなることか心配していたんだけど、無事ここまで生長した。
このまま育てて、6月に収穫。
うどん、うどん、そしてパン!
自然王国のメニューもますます充実することだろう。
明日は週末の山賊会の田植え準備。
雨が降らない中、どんな風にやって行けばよいのか、みんなの知恵を集めてやっていこう。
オフィス初出勤。
正月からずっと二階から撮った写真をあげていたのだが、今日は撮らないままだった。確認して、初めて気がついた。勝手に残念。
今日は一瞬だけ雨が降ったが、本当に一瞬だけで、田に水をためるまでには至らず。週末の日曜日に期待か。畑の方は、晴れている間に草を刈って、夏野菜の準備を進めている。今年も、多くの人に農業体験をしてもらいたくて、その日を描いて作業する。
昼からは、里山オフィスに初出勤。ちょうど、一階のオフィスに引っ越しする会社と出会って、ほかのグループも少しずつ体制が整いつつある。
私は、夜の塾のための英語の予習。広い教室に1人だけで仕事していたけど、静かで快適に準備できた。
地域活性化の活動と、普段の仕事が両立できるようになればいいと思っている。
昨年度で高3の授業が終わり、今年度は高1の英語を担当することに。入学式を終えたばかりで、勉強する気があるこのうちにリズムを作れれば、と目論んでいるが、さていかに。
おもしろくて、やる気の出る授業をやるべく、こつこつ準備していこう。