不安に押しつぶされそうになるときは
朝7時前に撮影。
色のグラデーションが気に入った。
今日は、久方ぶりに畑に出て、大豆のネットを片づけたり、豆用の支柱を縛ったりした。
新しく育苗ハウスを建てるつもりなのだが、まだ何も準備していない。果たして、間に合わせられるのだろうか?
夜の塾では、明日から私立高校の入試が始まるので、最後の追込みとなった。
面接についての不安や、英語についての不安、テストの受け方についての不安など、いろんな不安が生徒たちから出された。
そうだよね。不安だよね。私も受験生の時、不安だったよ。
でも、不安に思っても、明日は必ず来る。
そして、受験の際に不安に思うときは必ず、自分の勉強がうまくいっていないなど、気が散る要素が必ずある。
だから、目の前の問題を一つひとつ解いていくしかないんだ。一つひとつ解いていけば、最後までたどり着けるから。
みんな自信がありそうに見えて、不安を抱えているから。だから、目の前に集中するんだぞ。なんて話をしてきた。
一人ひとりが全力を出せますように。
自然王国にはサウナがあるのです。
晴れが続く鴨川の朝。
今日は少し曇りかと思ったが、このあときれいに晴れた。
木曜日は王国に行く日。
冬の時期は、それ以外の時期にできないことをやる日。たとえば施設整備。今日はサウナ小屋の脇の片づけ。積んで乾かしてあった薪をサウナストーブに入れるためにさらに短くチェーンソーで切断した。
これは昨年11月にとったサウナの写真。
ローリウ式サウナといって、ストーブの上に石を載せて、それに水をかけることによって蒸気を発生させるシステムのサウナだ。代理店を通じて、フィンランドから輸入したもの。
私はまだ2度しか入れてないんだけど、王国ではお客さんが来るたびに入っているようだ。
このサウナは、70度から80度以上に上がるんだけど、その間は部屋の中で話ができる。
一般的に銭湯にあるサウナの場合、みんな下を向いて暑さに耐えて、我慢できなくなったら水風呂か外に行く、という感じなんだけど、これは違うのだ。
蒸気でゆっくり温度が上がるので、部屋は暖かいんだけど話が普通にできる。
サウナでコミニュケーションが可能というわけ。
これはみんなに体験して欲しいなぁ。
薪を持っていけば入れますよ!
といっても、都市生活の場合は薪を集めるのも大変だね・・・
娘たちのバレエ発表会
今日はいよいよ、バレエの発表会。
勝浦まで行ってきた。
娘たちが通っているバレエ教室は、かなり少人数で行なっているので、発表会となるとお母さんを中心にして総がかりで準備する。
昨年9月くらいから練習し始めて、年末年始に少し休みを挟んで、この日のために練習してきた。
どんな仕上がりになっているのか、気になりながら会場に向かった。
チラシにある‘里舞’というのは、主宰者の長村先生が鴨川に引っ越して来られて、大山千枚田で稲作を続けながら考案された演目。
1つ1つの幕ごとに自然とそこで触れ合う者たちの情景が描かれていて、とても素晴らしい。
娘たちは小学校に入るか入らないかくらいで練習を始めていて、娘の友達たちも一緒に成長してきているので「みんな大きくなったな」「上手になったな」とか思うと感極まってしまう。
2年前とは違って、1つ1つの踊りがしまってきているのがわかって、見ていて思わず引き込まれてしまうシーンもあった。
帰ってきた子ども達の話を聞いていたら、彼女達がやり切ったと思っていることが伝わってきて嬉しかった。
一人一人がその持ち場で役割を果たすことで大きなことが成し遂げられることを感じてくれれば、と思う。
地域活動のあり方
朝早くに、明日の発表会のリハーサルのために出発した妻子を見送る。昨年からずっと準備していたバレエの発表会が、明日行われる。
午前中は所属するNPOの臨時理事会に出席し、その後は鴨川の町の方へ夜の定期訓練のための買い出しに。
あまり消防団のでごとには出動できていないのだけど、所属年数の関係で私は今6番目の位置にいる。
6番目になると、2ヶ月に一回の消防団定期訓練の責任者になる。責任者になると、団員のための食事、おつまみなどを準備しなければならない。
団から予算が出ているので、それを超えて出すか、予算内でやるかは責任者に委ねられている。
訓練の内容は、主に消防車の操作を繰り返しなぞることである。放水操作が最も大切なので、毎回の訓練内容となっている。寒い時期は結構つらいけど、火事は冬にこそ起こりやすいので、訓練の意義は深い。
訓練後はお疲れ様会としてメンバーで食事をする。同じ釜の飯とはよく言ったもので、このように団員同士で食事をして、いろんな話をするのは大切なことだ。
今の話題はもっぱら、来週から始まる操法訓練の話題。団員それぞれ思い入れが深いので、議論は白熱、といった感じ。
地域活動のあり方は様々だと思うけど、このように古くからある組織に所属して活動することも意味があると思っている。
早くてもあと7年くらい任期があるのが若干微妙だが。50歳になってしまうよ。
教えるということ
教えるということは、恐るべきことだと思った。
私は今、ある個人塾で中学生に英数国社、高校生に英語を毎週教えている。
大学生の頃から家庭教師をやっていたので、自分の得意技だと思っていた。
どう伝えたらわかってもらえるか、それをいつも考えて実際に教えて来た。
生徒たちの顔を見ながら、理解できているかどうか、身につけているかどうか注意しながらやってきていた。
教科の話だけではなく、その時々の社会情勢のことなど交えながら、学校の勉強をおもしろく感じてもらいたいという意図を持っていた。
そして、「わかった!」と生徒が言うときはとても嬉しかった。わからない、というのを順序立てて説明するのも嫌いではない。
自分の話も、根拠を持ってポイントを挙げながらするようにしている。
しかし、どこかで独りよがりになっていなかったか。
彼らが求めていないことまで伝えようとしていなかったか。独善的ではなかったか?結果的に悪い影響を与えてしまったのではないか、と果てしなき自省が襲ってくる。
「教えることが好きです」なんて、たやすく言ってはいけない言葉だということを改めて感じた。
この歳になっても自分が不完全で未熟であることを見せつけられたとき、愕然とせざるを得ないが、それでも私が担当させてもらっている子供達がいる以上、自分の全力を傾けて向き合うしかないし、それには自分のたゆまぬ研鑽が必要なのだ。
私が彼らに関わるのはほんの一瞬にすぎないが、その一瞬に少しでも役に立てるよう、その一瞬に関われる貴重さを肝に銘じて日々を過ごさねばならない。
そして、今日も教える仕事をやるのだ。
自然王国で初仕事。
年が明けて初めての自然王国で仕事。
なんと!
もうフキノトウが出ていた。
春というには早いけど、なんか嬉しい。
今日は旧陶芸小屋脇に農機具保管用の屋根を設置した。
道具をいろんなところに置いていたので、1つの場所に集められるようにしようとして作ったもの。
代表とyaeちゃんと3人で屋根張り。
ちょうど山の陰になるところで、おまけに今日は風もあったので、かなり寒かった。
一つ一つ確実にビスどめしていって。
完成!
これでますます仕事がしやすくなる。
どうやったら使いやすくなるかを考えながら仕事をすることは楽しい。
来週にはたくさん道具がかけらていることだろう。
自然王国は、私が鴨川にくるきっかけとなった場所。今は週二回と、イベントの時だけの関わりになっているけど、生活の一部であることは変わりない。自然王国の在り方も、より多くの人がいろんな体験ができるような場所に変わってきている。
ここで一役やらせてもらっているのは幸せなことだ。
ぜひ、遊びに来てください!
夜明け前、6時半頃の我が家。
冬の空は本当に美しい。
1つの拠点で一緒に働くこと
冬になると、鶏が元気になる。
4年前に10羽導入したが、現在生き残っているのは1羽のみ。もう卵は産まないけど、元気に餌を食べている。残り物の魚の骨をやりに行ったら、久しぶりにつつかれてしまった。
写真の真ん中にある小屋に、たった1羽で住んでいる。大切に育てていこう。
ところで、今、この地域にコワーキングスペース”coworking space”的なものを作ろうと考えて動いている。コワーキングスペースとは、各人それぞれの仕事を同じ場所で行おうという考えだ。基本的には各自の机などが決まっておらず、空いている場所に座って仕事をするといった感じ。
なぜこれに取り組もうと思っているかというと、この地域にはそれぞれの場所で懸命に仕事し、活動している人が多い。それぞれの仕事は本当に素晴らしいことだ。そこで、このような仕事の一部をコワーキングスペースで行うことにすれば、それぞれの仕事に新しい変化が訪れるのではないかと期待しているのだ。
幸い、志を同じくする人々が集まりはじめていて、うまくすれば4月くらいからスタートできるかもしれない。これを今年の取り組みの1つとできればいいな。
もしご関心あれば、メッセージください。